タクシー会社の管理の下で、一般のドライバーが自家用車を使い、有料で客を運ぶライドシェアが、仙台市で５月下旬にも運用が始まる見通しです。このライドシェアについて、市内では、９社が参入を希望していることが分かりました。

東北運輸局が行った調査によりますと、仙台市に営業所を置くタクシー会社４６社のうち、９社がライドシェアへの参入の意向を示したということです。ライドシェアを巡っては、仙台市では５月下旬にも運用が始まる見通しで、国土交通省の調査を踏まえ、金曜日の午後４時台から７時台まで、土曜日の午前０時台から３時台までに限定して導入されます。

仙台市では金曜日は２５台、土曜日は１５台が導入される予定で、申請があったのは金曜日が９社１０営業所の２６台、土曜日は５社６営業所の２１台ということです。

東北運輸局 石谷俊史局長
「課題があれば、それを解決することを本省と一緒に考える必要がありますし、まさにお客様の移動の足を確保する１つの手段として適切に運用されることを期待しています」

東北運輸局は、台数の配分を調整し、５月１７日にタクシー会社に通知する方針です。